40代レベル1からのキャリア再構築

人生後半戦を独り突き進む 現在の目標は簿財二科目

スタディングの行政書士講座は止めておけ。絶対に勧められない理由

少し毒を吐きます。
今年、スタディングの行政書士講座を受講して感じたことですが、人には絶対にお薦めできません。教材の中で動画講義が酷過ぎるからです。

 

元々、教材にスタディングを選んだのは、同じスタディングの簿記2級の使い勝手が良く、なにより講義が分かりやすくかったからです。勘定科目の動きを図解で示し、背景の部分も丁寧に説明してくれます。
おかげで3ヶ月で試験に受かりました。

 

スタディングは講座により講師の当たり外れがあるようです。行政書士は大ハズレでした。
スライドに条文や判例を映し、早口で読み上げるだけ。図解を使った説明はほとんどなく、9割は文字のみ。説明自体もぶっきらぼう

 

一つ例を上げます。
行政事件訴訟法取消訴訟の準用についての講義です。

講師「ここ(試験で)出ますよ。覚えましょう。被告適格等、管轄、関連請求に係る訴訟の移送及び請求の併合、訴えの変更、第三者及び行政庁の訴訟参加……」(スライドに箇条書きされたものを読み上げる)
講師「判決の拘束力は準用されてますが、第三者効は準用されてないので、気をつけましょう」


何の説明もなく覚えましょう、気を付けましょうと言われて理解できるのでしょうか。私はまったく頭に入りませんでした。本当に腹が立ちます。

 

加えて試験後に気づいたことですが、テキストと問題集が試験範囲を網羅していません。
本試験の問題4(憲法)。グーグル検索結果削除請求事件の判例を問う問題ですが、スタディングでは扱っていません。
当然ながら私は初めて目にする問題の為、不正解でした。その後、伊東塾の解説動画を見て愕然としたのですが、正答率が69.5%もありました。

 

・参照 19:23
https://www.youtube.com/watch?v=4IQW_Rw-vP8?t=19:23

 

7割近く正解率がある程、頻出の判例だったようです。初見の問題は他にも多数ありました。
上記を踏まえ、はっきりと言えるのは、スタディングだけでは行政書士講座には合格できないことです。

 

翌年の行政書士試験は勉強のやり方を変えようかと思います。スタディングは割引があるので、継続で受講するのですが、あくまで補助的に使うとして、別で参考書を用意することにしました。

 

メインは他社の参考書にし、スマホで勉強する時だけスタディングを利用する、という風に使い分ける感じですね。

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